アジョワン
¥800 (税込)
商品説明
Ajowan
袋 50g パウダ―
ネパール
【概要】
アジョワンはセリ科の一年草で、北アフリカ・南インド・北アジアが原産地です。
種子を乾燥させたものは、スパイスとして使われています。アジョワンには種子を大型に品種改良したものと
本来の小型のものがあり、スパイスや薬用として使われるのはおもにこの大型の種子です。
カレーなどのインド料理には欠かせないスパイスです。インドでは知らない人の方が少なく、
ミックススパイスであるガラムマサラやカレーパウダーの原料に使われます。
また、アジョワンは胃腸薬など薬としても使われることがあるそうです。
インドの伝統医学であるアーユルヴェーダでは、主要なハーブの1つとして扱われています。
インドではメジャーなスパイスですが、世界的にはあまり知られていません。
はじめてアジョワンという名前を知ったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
アジョワンは、アジュワイン・カロム・ロバージュと呼ばれることもありますが、
どれも同じスパイスを指します。植物の姿はパセリに似ていますが、ワイルド・セロリ・シードという
呼び方もされるそうです。現在はインドをはじめ、イラン・エジプト・パキスタン・アフガニスタンなどがおもな産地となっています。
【使い方いろいろ】
アジョワンは単体で使われることはあまりなく、一般的には粉末にしてカレーパウダーに混ぜたり、
インドでは辛味の強い料理やスナックなどに利用されます。
細かく砕いてナンやチャパティ・パパドに練りこんだり、“インドの天ぷら”といわれるパコラの衣に混ぜたり、
インドの軽食・サモサやパラタに詰める具に混ぜると、芳ばしさの中に爽やかな刺激がプラスされ、
アクセントに最適です。
また、トマトとの相性が良いので、クローブ・シナモン・クミン・ローレルなどのスパイスと
一緒に具材を炒めトマト煮込みにすると、いつものトマト煮込みとはひと味違ったエキゾチックな味わいになります。
普段の料理に用いる場合、オムレツや卵炒めといった卵料理や野菜炒めにおすすめ。
にんにくやクミンと相性が良く、ガラムマサラと一緒に炒めるだけで本格風の味わいを楽しめます。
他にはドレッシングやピクルスの風味付け・煮魚の香り付け・クッキーのアクセントなどにもおすすめです。
・アジョワンを使うときは少量から
インドではカリフラワーの炒め物がよくカレーの付け合わせに食べられているのですが、
アジョワンはカリフラワーやじゃがいもといった淡白な味わいの料理に用いることで、
アクセントとして活きてきます。
香り高さと苦味、ピリッとした刺激が、料理に奥行きを与えてくれますので、
風味の傾向がつかめるまでは少量ずつ、にんにくなどの香味野菜や他に2種類ほどの
スパイスと一緒に使ってみてください。